いつもお立ち寄りいただきありがとうございます!
根津駅1番出口より徒歩3分程度。
藍染大通り沿いにある
創作和食懐石料理
「をことて」
「ミシュランガイド東京」掲載店
前回は、日曜日限定ランチコースをいただきました。
今回は週末の夜に予約して伺うと、やはりこの日も予約で満席!
JR東日本リゾート列車「四季島」にも採用された白ワインREGALO 2022 (レガーロ) で乾杯
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お食事はコース料理のみ。
珠玉の八品 おまかせコース(十月)
・先付
「ワタリガニと焼き茄子の白酢ゼリー掛け」
渡り蟹の旨みに、香ばしい焼きなす、きゅうりやトマト・柿の食感が加わり、それらをジュレが一手にまとめてくれています。
どんぶりを通り越してバケツでいただきたいレベル!
一品目から既にノックアウトされました
・付き出し
「金目鯛と蕪とセロリのすり流し」
揚げたジャガイモもトッピングされてあり、香りや食感が更に立体的にランクアップ
・お椀
「すっぽんしんじょうのお椀」
スッポンしんじょうに松茸入り
身だけでなくゼラチン質の皮など、歯応えも残しつつ旨みがギュッと詰められた真薯
スッポンそのものだと苦手意識のある人も多いのですが、
食べやすく真薯になっていて、更に松茸の香りが広がるすまし汁が合わさることでスッポンという事も忘れてしまうほどの美味しさに唸っておりました
・旬のお造り
鯛は鯛醤油、鯖は海苔醤油でいただきます。
もちろん、どちらのお醤油もご主人の手作り
普通のワサビ醤油では提供しないのが、オープン当初からのこだわりです
鯛も鯖も藁で炙っているので臭みがなく、ワンランク上の香ばしさと半生に仕上がったお造りの旨みが凝縮して感じられます
・お凌ぎ
「甘エビの漬けと栗おこわ」
笹に包まれて蒸された「栗おこわ」は、笹の香りが移っているのでシンプルな食材の美味しさを更に引き立ててくれています
甘えびの甘くねっとり濃厚な魚介との対比がまたGOOD
器を温めてくださっていて、細部に行き渡る配慮にも感服です
・季節を遊ぶ 十月の焼きもの八寸
どれも秋らしいメニューでしたが、こちらは見た目にも秋の訪れを感じさせてくれる一皿
色々なお品がのっていて遊び心もあり、想像力を掻き立てられますね
「甘鯛マツカサ焼き」
グジの鱗がサクサク&カリカリに揚げ焼きにされていて、甘鯛の優しい旨みと食感を同時に楽しめます
「魚そうめん」
白身魚のすり身で作られたお素麺!
しらすがトッピングされ、さっぱりツルっと一瞬で食べちゃう
「むかご豆腐」
秋が旬のムカゴ(芋の芽)が玉子豆腐にゴロゴロ入っています
「イチジクの天ぷら」
クルミ味噌をつけていただきます。
初めていただいた天ぷら!
トロッとろの食感
「ゴボウの山椒炒め」
山椒だけでなくセロリも効いていて、土を感じるゴボウに草原のような爽やかさがプラスされています。
・お肉料理
「黒毛和牛と白子のレタスしゃぶしゃぶ」
上質なお肉はもちろんのこと、お出汁が最高に美味しい
お行儀が悪いと自覚しつつも飲み干してしまいました
最高の火入れ具合の牛肉と白子がトロける〜
・お食事
「いくらと鮭の炊き込みご飯」
イクラたっぷり
鮭はしっかり焼いてから炊き込みにしています
それだけでもテンション上がりますが、
山形県産特Aランクつや姫の新米(ジオンジファーム)
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最後にカリッカリに焼いた鮭の皮がトッピングされ、食感と香ばしさがアップ
ご飯一粒一粒が立っていて、食材に負けることなく旨みも香りも全て引き受けてくれる懐の深さ
「ご飯は残れば、おむすびにして持ち帰り出来ます。」とのことでしたが、お代わりし完食
赤だし・お漬物もついています
また月を変えて季節の懐石コース料理をいただきたいと思います
コース料理のメニューだけでなく毎月季節の食材に合わせてリニューアルされるお料理と共にペアリングするお酒も変更してご提供してくださるそうです
次回は、そちらのコースを是非お願いしたいと思います!