いつもお立ち寄りいただきありがとうございます!
広尾駅・恵比寿駅どちらからも徒歩圏内。
駒沢通り沿いにあり、「都立広尾高等学校」の向かい(駒沢通りを挟んで)にある
山種美術館
日本初の日本画専門の美術館
なので併設されたカフェ「cafe 椿」も、お抹茶や和菓子などを提供する和カフェ仕様になっています。
「Cafe 椿」という店名は、山種コレクションの中でも人気の高い速水御舟《名樹散椿》(重要文化財)から名づけられたそうです。
カフェスペースは天井が高く、壁一面が大きなガラス窓になっており、太陽光が燦々と降り注ぐ気持ちの良い空間です。
窓からは駒沢通りの銀杏並木がのぞめます
「お抹茶セット」 1,200円
お茶と和菓子のセット。
お茶は、「お抹茶」「東方美人茶」「らん香湯」のいずれかから選びます。
どちらも「お抹茶」を選びました。
和菓子は、開催中の展覧会ごとに出品作品に描かれた花や果物、動物などのモチーフを選び、老舗菓匠「青山・菊家」に特別にオーダーした「Cafe 椿」オリジナルのものです。
訪問した際は、「没後80年記念 竹内栖鳳」さんの特別が展開催中でした。
5つの作品がモチーフとなった和菓子がそれぞれありましたが、私たちが選んだのは「えびす鯛」と「秋の風」という和菓子です。
「秋の風」
竹内栖鳳さんの「柿の実」という作品に描かれた柿の姿をかたどった和菓子に仕立てられています。
可愛らしい柿が立体的に見事に再現されていています。
秋らしく、練り切りのオレンジ色と山吹色のグラデーションは美しい色合いを生み出しています。
柿のヘタは寒天のような羊羹のような味わい。
中のこし餡はとても上品で口あたりもよく、甘さの加減もちょうど良い塩梅でした。
お菓子の下にひかれている懐紙は、店名に合わせた椿のお花の柄が薄ら見える透かし模様のようなデザインでした。
「えびす鯛」
竹内栖鳳さんの「鯛」の絵に、恵比寿の地名をかけた御めでたい和菓子に仕立てられています。
鯛を模ったピンクの練り切りが美しい。
添えてある葉は寒天で透明感のある綺麗なグリーン。
中のこし餡には黒胡麻が入っており、食感や胡麻の風味が良いアクセントに。
お抹茶茶碗もとても素敵でした。
美術館の拝観をしなくても、カフェのみの利用も可能です
ちなみに、お支払いは現金のみです
年末ラストスパート!
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