サステナブルな旅の目的地に!リビセンことReBuilding Center JAPANで“未来につながる一点物”を探す週末

ReBuilding Center JAPAN(リビセン) カフェ
ReBuilding Center JAPAN(リビセン)
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【週末上諏訪旅行記】

特急あずさで長野県上諏訪を訪れました音譜

ReBuilding Center JAPAN(リビセン)で椅子とスコーンと、ちょっといい未来を買ってみました!

3月22日、天気も良く少し春の気配を感じ始めた週末。

妻と一緒に長野県諏訪市にある「ReBuilding Center JAPAN(通称リビセン)」を訪ねてきました。

実はガイアの夜明けやファッション雑誌でも何度か取り上げられていて気になっていた場所。

東京・新宿から特急あずさで約2時間半、上諏訪駅から徒歩10分ほど。

想像以上にアクセス良好で、ちょっとした週末旅にもぴったりの場所でした。

■ 古材と古道具の“宝探し”空間

リビセンは、解体予定の建物や空き家から「レスキュー」された古材や家具、道具たちが約1000㎡の店内にぎっしりと並んでいます。

1階にはカフェ+床板や一枚板、木製扉や柱などの建材がずらり。

2階・3階に上がると、そこはもう古道具の百貨店!

ガラス戸、取っ手、食器、照明、椅子、ソファ、将棋盤、レトロな電話や瓶、真空管ラジオなどあらゆる“懐かしさ”が現役で並んでいます。

店内をぐるりと見て回っていると、古いものに込められた時間と手触りのようなものが感じられ、思わず静かに見入ってしまう瞬間が何度もありました。恐らく1日中見ていられます。

途中、東野代表にもお会いすることができ、リビセンの立ち上げから現在までのお話をお聞きすることができました。

当日はちょうど「リビセンみたいなおみせをやるぞスクール」を開催しており、全国から多くの受講者が来社されていました。

有償セミナーなのですが、リビセンの経営の生々しいデータも見れるとのことで満員御礼のようです!

全国に門下生が増えるといいですね。

■ 「椅子」との出会いと、購入

今回の目的のひとつは、「椅子探し」。

オフィスにぴったりなリメイクされた椅子を探していたのですが、2階の奥でレトロながら状態の良い椅子を2脚発見

座面がかまどの蓋に張り替えがされていたり、丁寧に再研磨されたいたりと手作業の温かみが残っていました。

リビセンでは、スタッフや地元の張り替え職人さんと協力して古い家具をリメイクしており、古さの中に今の空気感も感じられるセンスの良さが魅力

価格も手頃で、展示用に迷わず2脚購入しました。

■ カフェ「live in sense(リブインセンス)」でひと休み

椅子を購入したあとに立ち寄ったのが、リビセン1階にあるカフェ「live in sense(リブインセンス)」。

古材の雰囲気を活かしたセンスの良い空間はとても心地よく、まるで映画のワンシーンに入り込んだような空間でした。

この日は人気の動物性不使用スコーンをいただきました。このスコーンの完成度が素晴らしかったです。

今回はプレーンと、限定の「ラムレーズン」スコーンの2種類を選び、2人でシェア。

外はカリッと香ばしく、中はしっとりふわっとした口当たり。

シンプルだけど素材の味が引き立つ、やさしい味でした。

地元の食材や未利用食材も取り入れているそうで、まさに「おいしくてサステナブル」な一皿。

ドリンクはハンドドリップコーヒーを注文。

酸味とコクのバランスが絶妙で、スコーンとの相性も抜群でした。

■ “モノ”を通じて“未来”を選ぶ場所

リビセンの最大の魅力は、ただのリユースショップではないということ。

古いモノを「救って、未来に繋げる」という哲学が、空間やスタッフの方々の対応、商品セレクトにまで貫かれています。

引き取られた家具や建材は、なるべく地元諏訪エリアで再活用され、輸送による環境負荷も最小限に抑えられています。

大量生産・大量消費ではなく、「あるものを大切に使い、選び取る暮らし方」がそこにありました。

周囲のカフェやクラフトビールのお店でもリビセンの家具や小道具を目にすることが多かったです。

■ リビセンご近所まっぷで街歩きもおすすめ!

レジ横では、リビセンスタッフ手作りの「ご近所まっぷ」を配布していて、周辺のおすすめショップやカフェ、温泉情報まで盛りだくさん。

👇ご近所のカフェのアンバードさん

私たちはこの地図を片手に、近くのカフェやクラフトビールのお店を覗きながら、諏訪の街歩きも堪能しました。

👇ご近所の有頂天醸造さん

都内のカフェはもちろん、全国的にもリビセンの古材やリメイク家具は採用されているそうです。

■ まとめ:週末にふらっと訪れたい、心地よい再生の場所

東京からのアクセスも良く、非日常と手仕事に触れることができるリビセンの時間は、とても豊かで心温まるものでした。

買った椅子は今、オフィスの一角にすっかり馴染んでいます。

ものの価値を見直し、「選ぶ・買う」という行為が少し丁寧になる場所。


天気のいい週末、ぜひあずさに乗って、上諏訪とリビセンを訪れてみてください。

上諏訪は日本酒好きにおすすめのスポットでもあります!

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